ドゥラエレーデとヘリオスは、あんまり嬉しくないところでの同着決着……（フェブラリーステークス結果）

2025年2月23日に東京競馬場で行われた第42回フェブラリーステークス（GI）ダート1600m に、オルフェーヴル孫のドゥラエレーデと、オルフェーヴル産駒のヘリオスが出走。
ドゥラエレーデは中団馬群の馬込みの中、ヘリオスは後方の大外でレースを進めましたが、直線はともに伸びきれずに、まさかの互いに11着同着に終わりました。

ドゥラエレーデの方は4コーナーで勝負になりそうな雰囲気もありましたが、追ってからの伸び脚はもう一つ。
昨年もそうでしたが、マイル戦だとやはり少し分が悪い印象を受けました。
賞金加算がなかなか出来ないので、今後に向けては賞金面での闘いも待ち受けているのが頭の痛いところです。

ヘリオスは注文を付けて直線だけの競馬に徹したような形になりましたが、デルマソトガケをはじめ地方交流重賞で結果を出した馬たちを負かしたのだから、やっぱり力を持っている馬。この先も長い時間頑張っていれば、どこかでチャンスがあるかもしれません。

レース結果・映像はJRA公式で。

ドゥラエレーデ：横山和生騎手
「リズム良く、勝ち馬の後ろのいいところで運べたとは思いましたが、最後ピリッとした脚を使えなかったですね。うまく立ち回っているようには見えますけど、結果的には距離が少し短かったのかもしれません」

ヘリオス：原優介騎手
「前が速いペースが予想されたたので、無理せずに運びました。控える形でもためればはじけそうだな……という感触はありました。行くだけの馬ではないなという感じがあります。控える前提ならコーナー4つなどの条件も問題ないと思います」
（東スポ競馬 より）