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本日2025年3月23日に阪神競馬場で行われた第73回阪神大賞典(GII)芝3000m に、ゴールドシップ産駒のウインエアフォルクとゴールデンスナップ、オルフェーヴル産駒のマコトヴェリーキーが出走。
スタートからハナを奪いそうな勢いでマコトヴェリーキーが前、ゴールデンスナップが先行集団馬群の外、ウインエアフォルクが後方からという隊列でレースが進むと、3コーナー手前でマコトヴェリーキーが内からするするとハナに立ち後続を振り切りに。一旦は直線入り口で早々先頭を奪い返されましたが、そこから懸命の粘りで後続の追撃を何とか堪えて2着を確保しました。
なお勝負どころで苦しかったゴールデンスナップは6着、ウインエアフォルクは8着でした。
今季に入っての上昇具合そのままにマコトヴェリーキーが充実の競馬を披露して2着。
内容もさることながら際どく粘って掴んだ2着の賞金が、この後のローテーションをどれだけ助けてくれるか。
これまでのレースぶりやジョッキーのコメントを見ても、本質的には長距離戦という感じではなさそうなので、春天には向かわないかもしれませんが、今年1年どんな歩みを見せてくれるか非常に楽しみになってきました。
期待の大きかったゴールデンスナップは、勝負どころで追い通しの手応えになり、スローペースから反応の速さを要求されるレースは辛かった印象。
ただ前走を考えれば、上がりのかかるタフな競馬になれば当然出番はやってきそうで、本番がどろんこ馬場の消耗戦になることを願うばかりでしょうか。
ウインエアフォルクは最後そこそこ差を詰めており、長距離の自己条件戦ならまだまだやってくれそうな雰囲気。
ぴったりの条件はなかなか少ないかもしれませんが、狭いところをばっちりと狙い撃ちしてもらいたいです。
レース結果・映像はJRA公式で。
マコトヴェリーキー:岩田望来騎手
「いいポジションで競馬できました。ただ、初の3000メートルで、道中の入れ替わりがあって力んでしまいました。それでも2着によく来てくれました。距離は2000~2400メートルがいいと思います」ゴールデンスナップ:浜中俊騎手
「相手も強かったですけど、牝馬でここまで頑張ってくれました。馬場が速くなりスピードを求められると、その差がつきます」ウインエアフォルク:古川吉洋騎手
「長距離馬だから遅い流れでも折り合いはつくし、スタミナを生かすようなレースを。速い上がりの中でもよく頑張ってくれた」
(東スポ競馬より)