フェアエールング僅かに及ばず……（福島牝馬ステークス結果）

本日2025年4月20日に福島競馬場で行われた第22回 福島牝馬ステークス（GIII）芝1800m に、ゴールドシップ産駒のフェアエールングとオルフェーヴル産駒のライラックが出走。
内枠のライラックが決め打ちの後方待機策を選び、フェアエールングは先行集団馬群の中から1コーナーでポジションを落として中団からというレース展開。やがて迎えた直線で、フェアエールングが馬群の合間を縫うように懸命に脚を伸ばしてきましたが2着。ライラックは大外からじわじわと差を詰めてきましたが8着でした。

フェアエールングは1コーナーでごちゃつき、少しスムーズな競馬をできなかったことが悔やまれるところでしょうか。
ただそれでもきっちり連を確保しているあたりは地力強化、充実一途が顕著で、距離短縮や3キロ増の斤量もしっかりと克服し、今後は当然GIを意識したローテーションを選んでいくことになりそうです。

一方のライラックは前走の敗因を踏まえてか、注文をつけての後方待機策でしたが不発。
ジョッキーのコメントを見ると体調面での問題もありそうで、やはり暑くなってきたこの季節は良くないのかもしれません。

レース結果・映像はJRA公式で。

フェアエールング：丸山元気騎手
「1コーナーの入りがスムーズじゃなかった。あそこをうまくクリアできていたらもっと際どいところまでいけた」

ライラック：石川裕紀人騎手
「馬が疲れていた感じ。いつもの反応がなかった」
（東スポ競馬より）