Preview :: 小さい所から大きい所まで固め打ち？

13年目に突入したWish を祝うのに相応しいラインナップとなった（笑）。
大将格はもちろんオルフェーヴル。負けはしたが、前走も中山の坂を上がってからの脚は強烈だった。気性的な幼さは残っているが、持っているモノが違う。
3戦連続2着のプリティカポレイは、ついに業を煮やして鞍上をデムーロにスイッチ。ここはきっちりと美味しい所を持って行ってもらおう。
メジロマリアンとメジロミドウは、土日姉妹勝利がかかる。先日のピノブラン、フェイトフルウォーの姉弟勝利と状況は似ており、派手にやってくれそうな気がする。
メジロミドウのデビュー戦にはサイクロンフォースが出走。鋭い差し脚を武器にしていた母のタケイチビューディは、すでに繁殖を引退しており、この仔が最後の産駒となる。父はゼンノロブロイ。イメージ的には合う配合だ。
「初」と言えばもう1頭、グランプリサクセスが障害戦へ挑む。平地の脚は持っているし、高田騎手が手綱をとるのも心強い。いきなりから期待したい。

Review :: 良くも悪くも華やかでした

オルフェーヴルさんのレースぶりはレポートの通り。まぁーお行儀が悪い（笑）。ただ持っている素質は確かだし、人間が変に馬の良さを壊さないことを祈りたい。クラシックなんて別に間に合わなくたっていいわけだし。
あっちのステイゴールドさんはお行儀が悪かったが、こっちのステイゴールド、メジロミドウはデビュー戦を勝利。記事でも紹介したが、マックとステイの配合は今季の新馬戦3戦3勝の大暴れ。もはやニックスどころの騒ぎじゃない。
メジロミドウと同じレースでデビューしたサイクロンフォースも、積極的なレース運びから見せ場たっぷりの5着。勝利の報はすぐに届きそうだ。
姉妹勝利を狙ったメジロマリアンは、不利が全て。さぁこれからというところで、あれはない・・・。
今週、もっとも堅そうだったプリティカポレイは4着。2着続きで、そろそろ・・・でも勝てないのが競馬。使ってきた疲れがでる頃でもあり、まぁ仕方ない。
今週は色々あったが、Wish 13年目の門出には相応しい紆余曲折ぶりだった気がする。14年目を迎えるまでに、マックっ仔にGI を！！