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本日2020年11月15日の阪神11R エリザベス女王杯(GI)芝2200m に出走したラッキーライラックが、中団後方よりのポジションから4コーナーにかけて大外から一気に進出すると、直線半ばで堂々と先頭、最後は後続馬に迫られながらもクビ差しのぎきって優勝しました。
ラッキーライラックは父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレースという血統の5歳牝馬。
「わたしが女王」
そう言わんばかりの早め先頭からの押し切り。
最後は際どく迫られましたが、戴冠までは譲らなかったのが、現役最強王者とのつば競り合いを演じてきた馬としての誇り、意地でしょうか。
残念ながらアーモンドアイとの再戦は叶いませんでしたが、ラッキーライラック自身も堂々たる存在で、「時代が悪かった」そんな慰めなんていらない素晴らしい女王だということを、走りと結果で証明してくれました。
GI4勝目、重賞6勝目となったラッキーライラックは、通算17戦7勝の戦績に。
オルフェーヴル産駒は先週のアルゼンチン共和国杯(オーソリティ)、今日の福島記念(バイオススパーク)、そしてエリザベス女王杯ラッキーライラックと、出走機会3連続重賞制覇で16度目の重賞制覇、5度目のGI 優勝。今季100勝目に到達し、通算280勝目となりました(交流重賞3勝含む)。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
クリストフ・ルメール騎手
「強かったです。2歳からずっとトップレベルで走ってくれています。勝つ自信はありましたが、18番枠はきついとも思っていました。いいレースができましたね。馬が冷静に走って、いい脚を使ってくれました。早めに先頭に立ったけど、何とか凌いでくれました。タフな馬です。止まらないでよく頑張ってくれました」
(競馬ブックより)
© JRA
[2020 11/15]