メジロマックイーン関連ニュース
本日2022年8月7日の新潟メイン、第14回レパードステークス(GIII)ダート1800m をカフジオクタゴンが制覇。
メジロサンドラ一族に悲願のビッグタイトルをもたらしました。
カフジオクタゴンは父モーリス、母メジロマリアンという血統の3歳牡馬。
香港の名手チャクイウ・ホー騎手に導かれたカフジオクタゴンは、大外枠のスタートながら「あれよあれよ」という間に向こう正面で早々に中団の内々へ入り込み、1番人気馬タイセイドレフォンをがっちりマーク。
4コーナーで他馬を弾き飛ばしながら外へ持ち出すと、直線は内で粘るタイセイドレフォン、外から迫るハピとの激しい競り合いをクビ差制して、待望のビッグタイトル獲得となりました。
マックっ仔の中でもとりわけ期待の大きかった祖母メジロサンドラがデビューしたのは、1999年1月のこと。
そこから23年の時間を経て、のぞみ続けたサンドラ一族の重賞制覇の瞬間がようやく、ようやく訪れました。
しかも父はモーリス。
モーリスの祖母は言わずと知れたメジロモントレーで、もう一頭のマックの期待馬メジロアトラスの母でもあります。
いろんな歴史のつまった大事な馬がもたらした歓喜のタイトル。
しかしここで終わりではなく、サンドラの秋華賞やエリザベス女王杯で夢見たもう一つのチャレンジが、これからはじまります。
重賞初制覇のカフジオクタゴンは、通算8戦4勝の戦績に。
メジロマックイーン・ファミリーは2015年ゴールドシップの春天以来の重賞勝利で(記事)、37度目、またマックイーンのひ孫世代としては初となる重賞制覇。
今季は11勝目で、通算293勝目となりました。
[メジロマックイーン・ファミリー勝利一覧]
チャクイウ・ホー騎手
「2勝目がダートで先週はあまりダートが好きではないと言ったが、これで好きになった。矢作厩舎の馬で勝てたこと、厩舎の皆さんが素晴らしい状態に仕上げてくれた。チームをたたえたいし感謝したい。追い切りに乗った時は少し太いかなと感じたが、返し馬は脚も軽くレースでは手前もしっかり替えてくれて別馬のようだった。ゲートも上手に出てくれてイメージしていた通り。距離ロスしないように。先週は時差ぼけもあって苦労した部分もあったが、今週は良い感じだった」
(スポーツ報知 より)
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