ノーザンクリス（メジロマックイーン ひ孫世代、母メジロマリアン）が弟に負けない意地の走りでジャンプレース2勝目

本日2022年9月3日の新潟4R 障害オープン 芝3250m に出走したノーザンクリスが、序盤は無理せず後方の内々でじっくりとレースを進めると、2週目4コーナーから大外を進出、そのまま直線、最終障害で先頭にならびかけて抜け出すと、最後は後続に迫られながらもゴール前際どく粘って優勝しました。
ノーザンクリスは父ノヴェリスト、母メジロマリアン、祖母メジロサンドラ（父メジロマックイーン）という血統の7歳牡馬。

近走は少し頭打ちの感もありましたが、弟は先日重賞制覇を果たしたカフジオクタゴン（記事）。
「愚兄賢弟なんて言われるわけにはいかない」
そんな意地がほとばしる気合いの勝利でした。

ジャンプレース2勝目のノーザンクリスは、通算で29戦4勝の戦績に。
メジロマックイーン・ファミリーは今季初のジャンプレース勝利で、ジャンプレースの通算勝利数は6に。
また全体を通して今季13勝目、通算295勝目となりました。
[メジロマックイーン・ファミリー勝利一覧]

小野寺祐太騎手
「1週前くらいに急きょ乗ることになり、コンタクトを取らずに競馬でした。ただ、過去に調教で一度乗っているので、何となくは掴めていました。距離の不安を考えて、事前に先生と相談して終いを生かす競馬をしました。抜け出す感じが良かったですし、こういう競馬もできるんですね。距離に関してはポジションさえ間違わなければこなせます。ワンチャンスを頂けて、一番いい結果を出せて嬉しいです」
（競馬ブックより）