ショウナンナデシコが現役引退。生まれ故郷で繁殖入り

本日2023年2月24日、JRAよりショウナンナデシコの現役引退が発表され、同日付けで競走馬登録が抹消されました。

ショウナンナデシコは2019年9月の2歳新馬戦でデビュー。
初陣の勝ちっぷりも素晴らしかったですが（記事）、この馬のハイライトは一昨年秋からの快進撃であることは言うまでもありません。
オルフェーヴルの成長力とダート適正の高さを体現するかのごとく、3勝クラス脱出から怒涛の勢いで重賞4連勝、そしてダート女王君臨へ。
一時は世界制覇をも予感させる圧巻の競馬を見せ続けてくれました。

勢いよく使ってきた反動か、昨年度後半からパフォーマンスが落ちてしまいましたが、「NARグランプリ2022 ダートグレード競走特別賞馬」に選出されたことは（記事2）、ショウナンナデシコが昨年の主役であったことを物語っています。

今後は生まれ故郷の天羽牧場で繁殖入りするとのこと。

「ショウナン」軍団の名を上げた一頭とも言えるショウナンハピネスの末裔。
きっと末長く大切にされることでしょう。

おつかれさま。

[オルフェーヴル産駒の繁殖牝馬]

[オルフェーヴル 2017年産駒]