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スルーセブンシーズの現役引退が、所有するキャロットクラブより発表されました。
次走はサウジアラビア遠征とも報じられていましたが、有馬記念レース中の打撲で左脚の第4中足骨を骨折していたようで、このまま現役生活にピリオドを打つことになりました。
スルーセブンシーズは、2020年9月のデビュー戦を鮮やかな勝ちっぷりで勝利(記事1)。
順調さを欠いた時期もあったため、表舞台で日の目を見るまでは時間を要しましたが、軌道に乗ってからはトップクラスまでまさにあっという間でした。
2023年に入ってすぐに3勝クラスを脱出し、中山牝馬ステークスで初重賞制覇(記事2)を果たすと、続く宝塚記念ではイクイノックスを「あわや」の所まで追い詰める走りで、この馬の秀才ぶりをいかんなく見せつけ。
そして秋には凱旋門賞へに勇敢に挑戦。
Through Seven Seas = 七つの海を越えて
馬名に相応しい走りで掲示板を確保し、心から誇らしい結果を残してくれました(記事3)。
現役生活最後となった前走の有馬記念では見せ場すら作れず、持っている力を考えれば「外枠で引っ掛かったため」というだけでは敗因を片付けられませんでしたが、レース中に故障していたとなれば合点がいきます。
今後は繁殖入りするとのこと。
たくさんの夢を見させてもらいましたが、キャリアは通算でわずか14戦、もっと多くの願いが叶ったのではないかと思うのもまた事実。
希望の光は子供達へと注がれていくことになります。
おつかれさま。
[ドリームジャーニー 2018年産駒]
[ドリームジャーニー産駒の繁殖牝馬]
[2023 12/27]