メジロマックイーン関連ニュース
メロディーレーンの現役引退が、同馬を所有するレックスより発表されました。
年明けの万葉ステークス出走を目指していましたが、右前脚深屈腱付近の怪我が見つかり、協議の結果現役を引退することを決めたとのこと。
メロディーレーンが初陣を迎えたときの馬体重は336キロ。
今振り返っても「よくデビューできたな……」と驚くほどの小ささでした。
初戦後は陣営も辛抱強くレースを使い続け、デビュー翌年6月には待望の初勝利(記事)。
それはJRAにおける最小馬体重優勝記録の更新というおまけ付きでした。
未勝利脱出には時間を要しましたが、1勝クラスを難なく突破すると、その後は菊花賞へ。
小さな身体はスタミナ効率という点では利点があるのか、その菊花賞、そして阪神大賞典やステイヤーズステークスでも掲示板を確保し、長丁場のレースでは重賞制覇も夢ではなさそうでした。
残念ながらその夢は叶いませんでしたが、小さな身体をフルに使って4勝をマークしてのオープン入りはあまりに立派で、ほんとうにここまでよく頑張ってくれました。
今後は生まれ故郷である岡田スタッドで繁殖入りする予定とのこと。
身体の小ささが繁殖牝馬としてどの程度負担になるのかは分かりませんが、無事に牝系が繋がってくれることを願って。
おつかれさま。
[2024 12/19]