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本日2020年10月8日の大井11R レディスプレリュード(GII)ダート1800m に出走したマルシュロレーヌが、道中中団の外目から4コーナーにかけて楽な手応えで前へ接近していくと、直線追われてからあっという間に抜け出し、最後は航続に3馬身の差をつけ圧勝しました。
マルシュロレーヌは父オルフェーヴル、母ヴィートマルシェという血統の4歳牝馬。
前走、次元の違う脚で初ダートの競馬を快勝したマルシュロレーヌですが、その力はやはり本物。
今日もドロドロ馬場の中を一頭だけ悠然と突き進み、力の違いをまざまざと見せつけてくれました。
次なる目標はJBC レディスクラシックとなるでしょうが、この内容であれば「牡馬相手でも」と色気が出てきます。
マルシュロレーヌは14戦目での重賞初制覇で、通算14戦5勝の戦績に。
オルフェーヴル産駒は昨日のジャスティンに続いて、連夜の重賞制覇で通算13個目の重賞タイトルを獲得。勝利数は今季87勝目で、通算267勝となりました(地方交流重賞3勝含む)。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
川田将雅騎手
「無事に勝つことができて何よりです。初めての地方の競馬場で、初めてのナイター競走というところを心配していたのですが、パドックでの雰囲気も全く問題なさそうでしたし、レース直前も問題なく過ごすことができたと思います。(レースプランは)この馬のリズムで競馬をして、地方の馬場でどれだけ走れるかというところでした。道中はとてもいいリズムで走ることができていたので、何ら問題なく大丈夫だと実感しながら乗ることができました。前回が初ダートで素晴らしい勝ち方をしてくれましたが、本当にダートが合うのかというのも心配な点でした。きょうのこの馬場でもしっかりと自分の脚を使うことができましたし、直線ではやはりダートが合うということを確認しながらのレースになりました。今日の結果が物語るように高い素質を示してくれましたし、このまま無事に次のJBC に向けていい時間を過ごせれば、本番も楽しみにしてもらえればと思います」(矢作芳人調教師)
「2日連続で、地元でいい思いをさせてもらいましたし、馬に感謝です。やはり能力は信頼していましたが、不安はこういう馬場でした。ちょっと不安を抱えて見ていたのですが、4コーナーでだいたい大丈夫だな、と思って見ていました。勿論次はJBC レディスクラシックに行きます。強い勝ち方をしてくれましたし、いつまでもここは自分の地元ですから、本当に嬉しいです」(ラジオNIKKEI より)
レース映像は南関東4競馬場 nankankeiba.comにて。
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