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マルシュロレーヌの現役引退が正式に発表になり、2022年3月9日付けで競走馬登録が抹消されました。
マルシュロレーヌは2019年2月の3歳新馬戦でデビュー。
4歳の春までにそれなりに白星を手にしつつも、血統的な期待値から考えればやや物足りなさもあった彼女にとって、大きな転機になったのは2020年の夏に挑んだ小倉競馬でした。
川田騎手を背にはじめてのダート戦に向かったマルシュロレーヌは、目を見張るような末脚で他馬を切り裂くと(記事1)、そこから世界の頂点に辿り着くまではまさに「あっ」という間でした。
初ダートの衝撃から返す刀でレディスプレリュードを制すると、TCK女王盃、エンプレス杯、ブリーダーズゴールドカップと重賞タイトルを重ね、そして迎えたブリーダーズカップで世界のてっぺんへと(記事2)。
今後はノーザンファームで繁殖入りし、すでに花婿にはドレフォンが選ばれているとのこと。
もう少しその輝きに触れていたかった気もしますが、きっとその光の道筋は、マルシュロレーヌの子供たちがたくさん照らしてくれることでしょう。
おつかれさま、そして夢をありがとうございました。
[2022 03/10]