オルフェーヴルっ仔の名ジャンパー、トゥルボーが現役引退

トゥルボーの現役引退がJRAより発表され、2024年9月7日付けでJRA 登録を抹消されました。

トゥルボーは2018年8月の新潟でデビュー。
平場でも2勝をあげて立派でしたが、ジャンプレース転向がこの馬に更なる輝きをもたらしてくれました。
初めてのジャンプレースで鮮やかに勝利してみせると（記事1）、翌年には新潟ジャンプステークス（記事2）、阪神ジャンプステークス（記事3）、を次々制してあっという間に名ジャンパーの仲間入り。

順調であればその後の大活躍は間違いないように思われましたが、好事魔多しとはまさにこのことで、阪神ジャンプステークスの後は2年にも及ぶ故障療養期間などもあり、本来の力を出しきれず。
先日行われた小倉サマージャンプでも、最後に力尽きるような形でゴールまで辿り着けずに競争を中止していました。

今後はオーナーの本拠地である鳥取県の大山ヒルズで乗馬になるとのこと。

最後は残念な形での現役引退となりましたが、ここまで本当によく頑張ってくれました。
手にするはずだった輝かしい栄光は、彼が育てた馬と人が何時の日かもたらしてくれることでしょう。

おつかれさま。

[オルフェーヴル 2016年産駒]